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羽衣まつり

1940年半ばフランスにおいて能「羽衣」の公演に力を注いだ女性がいました。

舞踊家エレーヌ・ジュグラリス夫人です。

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彼女は1916年ブリュターニュに生まれます。彼女の父は医師シモン・オヴナニアンは詩人、作家の友

人が多く作曲家のラベルとも親交があり舞踊家イサドラ・ダンカンの医師でした。父親が亡くなるまでダ

ンカンの子供たちと一緒に暮らし、ダンカンの影響を強く受けることになります。彼女は独創的より神秘

的なものをもとめ日本の能に出会います。独学で「羽衣」を学び、パリのギメー美術館での初公演で大

成功をおさめます、フランス各地で公演を行うきっかけとなりました。「私の魂は三保に愛着している」彼

女の心は三保にありました。

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しかし彼女は白血病のため「羽衣」発祥の地、三保を訪れることなく1951年35歳の若さで世を去り

ます。夫人の遺志を果たすため夫のマルセル氏は遺髪と衣を手に三保を訪れます。

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「羽衣の松」


夫人の心に清水の人々は心を動かされます。羽衣の側に記念碑が建てられ、昭和59年から羽衣まつ

りが開催されます。夫人への顕彰祭としてエレーヌ祭りも行われます。

羽衣の松前特設能舞台において「羽衣」が上演されます。


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演目   
      能    羽衣

     狂言    蝸牛

      能     乱


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火入れ  神主が御祓いしたのち薪に火が灯されます。


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「エレーヌ記念碑」


記念碑の下には夫人の遺髪と爪が埋められています。

24回を数える羽衣まつり、夫人の思いは清水の人々と今も生きています。

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