新年福笑い

新年のご挨拶を申し上げます。
旧年中はお引き立てを賜り誠にありがとうございました。本年もよろしくおねがいいたします。
笑う門には福来たると申します。きっとみなさん年末年始のどこかで笑いがあったもの
と思います。さて笑いにはいくつかの種類があります。モナリザや仏像にみられるアル
カイックスマイル、そしてコメディーからくる大笑い、恥ずかしいときに起こる失笑な
どです。
哲学者カントは「笑いとは、緊張した予期が突然無になることから生じる情動」といい
ました。現実が予想以上だった時の笑いは交感神経によるもの、予想以下だった時は副
交感神経が優位になった起こります。前者は応援している野球チームが逆転満塁ホーム
ランを打った時の笑い、後者はゴルフの空振りした時の失笑などです。
笑うとは人間特有と思われがちですが動物たちも笑います。
ねずみをくすぐるとある特有の音を発することや、さるが犬のハアハアに似た音を出し
たりするのは笑いだと研究報告があるそうです。人間は進化の過程上他の動物とは違い
よりゆたかな表情筋が発達しました。人が笑う時ギャグなどが占める割合は2割ほどで
あとは自分が会話しているときに笑っているようです。つまりコミュニケーションを円
滑にするための笑顔を作っているようです。よく欧米人が近くを通り過ぎるときスマイ
ルをしますが日本人なら会釈なんでしょうか。
笑うと抗体産生とナチュラルキラー細胞の活性化を促し免疫力が上がる効果がありま
す。母親が笑うと母乳にも良い影響がでるそうです。なので人は笑うということで心身
の健康のバランスをとっていると言えます。
笑う門には福来るとは文字どおりなんだと言えます。
参考:毎日新聞 佐治博士の不思議な世界


